草津温泉の源泉っていくつあるの?知ってる?

源泉

草津温泉は源泉の数が多いです

基本的には強酸性の硫黄臭がする温泉ですが

各源泉で少しずつ特徴が違います

 

主要6源泉と言われていますが

その他にも小さな源泉、自家源泉があるようです

 

自分の泊まる宿の源泉の特色を知らないと

思っていた温泉とは違うとガッカリしてしまうかもしれません

 

そんなことのないように

改めて草津温泉の源泉について調べてみました

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湯畑源泉

湯畑源泉は温泉街の中心の 湯畑 から湧き出てます

草津の象徴である 湯畑 から湧き出たお湯は

7本の木桶を通り 自然に温度を下げられます

その先には湯滝があり

底の取湯口から 各お宿 施設に送られています

 

湯畑 では年3回 湯の花 を採取しており

お土産としても売られています(流通量が少ないのでなかなか買えないです)

見つけたら絶対GETしてくださいね

 

湯畑源泉を引いているお宿は多く

希少とは言えませんが 草津を代表するお湯ですので

入って間違いない 満足なお湯です

 

泉質:酸性-硫酸塩・塩化物泉
特徴:無色透明、強い硫黄の香り、当りの柔らかいお湯
温度:55.7℃
pH:2.08
湧出量:4,437L/分

万代鉱源泉

万代鉱源泉は湧出量が草津温泉の中で最大で毎分6200L/分と

すごい量の温泉が湧いています

万代鉱はpHが極めて低く(pH1.7)刺激がかなり強いです

入りなれていないと肌にピリピリを感じ

肌の弱いひとには注意が必要かもしれません

ですがその分含有成分も多く

多くの温泉効能が期待できるお湯です

 

湧出量が多いので学校などの公共施設や

道路の雪を溶かすことにも利用されているようです

 

万代鉱源泉は 西の河原露天風呂 御座之湯 大滝乃湯など

日帰り入浴施設に引かれているので

一番入りやすいお湯となっています

もちろんお宿にもたくさん引かれていますよ

 

泉質:酸性・含ヒ素-アルミニウム-硫酸塩・塩化物泉
特徴:無色透明、無臭、刺激かなりが強い
温度:95.4℃
pH:1.7
湧出量:6,200L/分

白旗源泉

白旗源泉は源頼朝が発見したと言い伝えられている

歴史の古い源泉です

このお湯は草津では珍しく白濁しているお湯です

白濁していなきゃ温泉じゃない

なんて人にはおすすめです

 

湯畑隣の公共浴場 白旗の湯 で入ることが出来ます

その他には数軒のお宿が

このお湯を引いています

 

引湯しているお宿

奈良屋 ホテル一井 益成屋旅館 など

 

泉質:酸性・含硫黄-アルミニウム-硫酸塩・塩化物泉
特徴:白濁、強い硫黄の香り、刺激が強い
温度:55.5℃
pH:2.06
湧出量:1,508L/分

地蔵源泉

地蔵源泉は古くから眼病に効くという言い伝えがあり

源泉の脇には名前の通り地蔵堂があります

 

地蔵堂の前には 足湯 があり

公共浴場 地蔵の湯 に入る際の

男女待ち合わせに使うことが出来ます

 

公共浴場 地蔵の湯 で気軽に入ることは出来ますが

このお湯を引いてるお宿は少なく

お宿で入るのはハードルが高いかもしれません

 

引湯しているお宿

旅館たむら 炯(けい) など  

 

泉質:酸性・含硫黄-アルミニウム-硫酸塩・塩化物泉
特徴:微白濁、強い硫黄の香り、刺激が強い
温度:53℃
pH:2.05
湧出量:386L/分

煮川源泉

煮川源泉は町営の日帰り温泉施設「大滝乃湯」のそばの

湯川の脇に湧出しています

特徴として湧き出たお湯を外気に触れさせず使用している為

本当に熱いです

熱いお湯がお好きならおすすめですよ

 

このお湯に入れるのは

大滝乃湯 と 

共同浴場 煮川の湯 しかありません

お宿では入れない希少なお湯です

 

泉質:酸性・含硫黄-アルミニウム-硫酸塩・塩化物泉
特徴:無色透明、硫黄の香り、刺激が強い
温度:51.6℃
pH:2.1
湧出量:689L/分

西の河原源泉

温泉街の西にある、西の河原公園内に湧出している大小50もの源泉の総称です

源泉数が多いので湧出量も多めです

 

西の河原源泉を引いているお宿は少なく

湧出量の割には

希少なお湯を言えると思います

 

ちなみに 西の河原露天風呂 は

西の河原源泉ではありません

万代鉱源泉です

お間違いなく

 

引湯しているお宿

ホテル櫻井 望雲 草津ホテルなど

 

泉質:酸性-酸性-アルミニウム-硫酸塩・塩化物泉
特徴:無色透明、硫黄の香り、当りの柔らかいお湯
温度:49.3℃
pH:2.08
湧出量:1,400L/分

その他

わたの湯

湯畑の目の前 源泉閣 の地下から自噴する源泉です

名前の通り肌に優しく まろやかなお湯です

数軒のお宿しか引かれてない希少なお湯です

 

引湯しているお宿

ホテル櫻井 草津ホテル別館 季の庭 テルメテルメ など

 

泉質:酸性-硫酸塩・塩化物泉
特徴:微白濁、硫黄の香り、当りの柔らかいお湯
温度:51.1℃
pH:2.11

熱の湯

湯もみショーで有名な熱の湯ですが

ショーで使用されているお湯は白旗源泉のお湯です

しかし源泉は現在も沸いています

共同浴場 千代の湯 にて入る事が出来ます

自家源泉を持つお宿

ての字屋

一田屋(廃業)→源泉一乃湯 新地蔵の湯

泉水館 君子の湯

草津館 若乃湯

 

まとめ

源泉について少しでも伝わったでしょうか

草津のお湯は源泉によって多少の違いはあれど

強酸性の酸性泉です

あとはお好みで

白濁している

硫黄の匂いが強い

お湯がすごく熱い

とかで入るお湯を決めるといいと思います

あっ全部入るのでも全然OKですけどね

 

 

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